見抜かれた

長野ロズベリーカフェ


そのドアを開けた瞬間に、もう自分の心の扉も開いた。初めてのお店ってのは期待と不安が入り混じりマスターのお眼鏡にかなうかどうか、オーディションを受ける入門生のような気持ちになるのです。

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ビートルズ愛に溢れた店内外の拘りにニヤリとしてしまう。そしてマスターご夫妻の人柄に通じる嫌味の無さ。名だたるビッグなアーティストが好んで通って来るのも解る。


まずマスターは僕の新しい相棒エピフォンカジノに興味を持ち、じっくり細かいところを確認して僕も知らなかったこのギターにまつわる話を教えてくれた。新品同様だけど、現行品とは異なる部分も多く、ビートルズマニアが特注したものか、または限定商品だったかも知れない。どうやら掘り出し物だったらしい。

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今夜はO.Aも無いワンマンなので、じっくりリハーサルも出来た。小さな店だけどホールのような響きで心地良い。本番はたっぷりフルセット2時間、長野の皆さんに堪能してもらった。

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ギターコードの話だけど、僕はGをほとんどの場合2弦は開放弦では無く3フレットのDを押さえる。これはコードブックに載っている通常のGでは無く、いわゆる『ビートルズG』と言われるものだ。


マスターはすぐに見抜いた。だからYosseyはイギリスのムードが有るんだなぁって。これ、見抜いた人は今までの僕のギター人生で数人しかいないんだよ!


また近いうちに帰って来る事を約束して長野を発ちました。空にはワンコが浮かんでいた。

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お寺でコンサート

新潟勝念寺


決まった時からとても楽しみにしていたお寺でのライブ。音響などももちろんオーガナイザー田中さんの持込みで一から作り上げる。


僕はね、お寺に限らずこういった手作りイベントは大好きなのです。使用の許された空間をいかに使うか、悩みながらもデザイン仕事などにも似てバランス感覚が必要になる。スピーカーの高さや椅子の配置、受付や物販コーナーも数時間のうちに一気にイメージを固めなければいけない。想定以上に広い本堂でケーブルの長さや、まあ色々とこまごま大変なのだけど皆んなスタッフも出演者も良く動く!


O.Aの『No Name』が見事にぶっつけ本番を決めて、自分も頑張りました。ライブハウスのようにお客様もバカ騒ぎはしないけれど、しっかり真剣に音を聴いてもらえて高い天井に響く音が心地良かった。


何より有意義だったのが、2部のお食事会。御住職を囲んでオーガナイザー田中さんの奥さま手作りのマクロビオティック料理を皆んなで楽しんだ。


そして、お寺という場所でディープな音楽談義が超盛り上がった。だって、ジョニーマーが、とかシャーラタンズは、とかストライプス解散したけど~とかUKロック話が全開!ビートルズ好きの御住職も先日行ったポールマッカートニー以上の思い出が出来た…と、自らYosseyのCDやTシャツまでお求め頂いた。


本当に素敵な一日でした。

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濃密な日々

今回の旅は運転している時間も長く、連日の打ち上げも各所で遅くまで濃密に盛り上がり…ブログ書けていませんでしたが、予定通り回っております。写真をいくつか。

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https://youtu.be/Ubqydmvz6cM
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郵便局に通う日々

来春博多のワンマンライブのチケットは、あれよあれよとご注文を頂き、残り数枚。既にご入金頂いた皆さまには本日までに全て発送しました。連日、郵便局に通ってます。そして自分で決めた事とは言え責任をひしひしと感じています。


僕のような底辺のミュージシャンを支持して下さり5ヶ月も先のチケットを先払いでお求め頂けるなんて感謝感激雨あられです!しかも、博多という故郷北九州からは70kmも離れた場所。縁故関係や日常的にお付き合いする友人はほとんどいません。今まで何度も博多では集客出来ず苦渋を舐めて来ました。期待に応えられるよう、またそれ以上を目指して春まで精進したいと思います。


学生の頃、九電記念体育館やサンパレスに市民会館、80sファクトリーやビブレホールにコンサートを観に行きました。アースウインド&ファイヤー、バンヘイレン、ロッドスチュワート、ポリス、RCサクセション…ライブハウスでは当時の博多の人気バンドを。そりゃあもうどれもプレイガイドに徹夜で並びチケットを入手して下敷きに挟んで毎日眺め、当日はもちろん宿泊して自分にとってもどれもが良い思い出。


50キャパという…僕が博多で観て来たコンサートからすれば規模は遠く及ばないけど、40年近く経ってやっと博多で僕の音楽だけの為に集まってくれる人たちの前で演奏出来ます。最高の日になるよう僕も今から準備します。


2019年4月20日(土)

19:00 open 19:30 start

博多・薬院 みどりや食堂

前売券¥3,000(ドリンク別)

 

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準備また準備

今週は準備また準備…。チケットも自分で作ります。買ってくれた方がお財布に入れて邪魔にならないようにカードサイズをパウチします。


元々ライブコンサートってばプロアマ問わずチケットが有ってお客の立場でもその日に向けて準備するもの。どんな服を着て行こう、美容室も行かなきゃとか、レコード繰り返し聞いて曲を覚えたり。


でも、いつしか気軽なものになって…なりすぎて「空いてたら行こうかな」「おこづかい残ってれば…」出演者側も「お時間有りましたら来て下さい」になってしまってるんじゃ無いかな?


今後は今まで以上にライブを自分はもちろんの事、お客様や共演者の意識を変革するべく一本一本を丁寧に作り上げて行きたいと思います。

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ゆっくり眠れた

水星note Tour 2018 ファイナル

in 東京・荻窪 Doctor’s Bar

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東北から九州まで、ひとりで自ら車を運転して周ったツアーも一昨日の東京をもって一段落しました。自分は(栃木県の那須には暮らしているけど、音楽活動の拠点では無い)本拠地を持たない流れ者として日本の首都、東京で締めたいという思い…。子供の頃からの憧れは今も続いている。


しかし、日常的に生活の場ではない東京で集客・動員する事は至難の技だ。住んでいるのは冗談抜きで、歩いているだけで『歩いている人』として噂になるような土地。どうすれば良いのか本気で毎日考えている。


そして荻窪のDoctor’s Barではおかげさまで毎回、満席にさせてもらっている。でも今回はいつも来てくれる方の様々な事情も有り、苦戦が予想された。蓋を開けてみると、席は埋まったが…正直満足の行く集客は出来なかった。階段に行列が出来なければダメなのだ。それは理想とか夢ではなく現実的にそうしなければ音楽活動を続けて行けなくなるのです。

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そんな事を考えていたら今回、Doctor’s Barマスターの加藤さんから今後のお店の営業方針を聞いた。今後は店によるブッキングライブは全てヤメてワンマンライブしかやらないという。それはまさにここ数年、僕が考えている事とシンクロした。


近年、ライブ出演の敷居が下がりちょっとギターでも弾ければ誰でもステージに上がれるようになった。それはとても良い事。しかし出演者の意識が全く伴って来ない。


『週末はライブでーす!歌いに行きます!楽しんできます!』


これだ。いやいや、楽しむのはお金を払って聴きに来るお客さまだよ。前売券がソールドアウトして、これ以上はハコのキャパオーバーが確定するような場合にのみ言えるセリフだ。ライブ活動を続ける以上、集客の問題はいつまでもついて回る。お店は慈善事業では無い、どれだけ魂を込めた演奏をしたところで観客がいなければ営業停止に向かうのだよ。


マスター加藤さんはYosseyのやり方、スタンスを今後のモデルケースにしたいと言ってくれた。これを聞けただけでもDoctor’s Barに戻って来た事に価値が有った。でも、ステージに立つ以上あたりまえの事なんだけどね。

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そして昨日、盟友ナックルヘッドが東京・江古田マーキーでワンマンライブをやったので行って来た。埼玉で活動する彼らが東京でのキャパ50のワンマンライブ…他人事ながら心配だったけど、わらわらと人が来て超満員!もうそれを見るだけで涙が出た。まるで外タレのコンサートのようだった。内容が素晴らしかったのは言うまでも無い。観客全員が真剣にステージに耳を傾けていた…


久しぶりにゆっくり眠れたよ。

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