ちょっと後悔した

リサイクルショップにガラクタとも取れるものを満載した軽トラが駐まっていた。ちょうど、…いかにも農家のおじいさんが柱時計を査定してもらってたところで…

「200円けぇ」


と、泣きそうな顔をしていた。おばあさんとの結婚記念で買った時計だろうか、恐らくは半世紀以上、居間か食卓の柱で家族の時を刻んで来たに違いない。良い時も悪い時もずっと見てきた時計。そりゃ、機械としてはもうダメかも知れない。今のスマホの時計は絶対に狂わないからね、もう無用の長物かも知れない。


何とも言えない気持ちで自分の用もそこそこに出口に行ってみたら、おじいさんは売らなかったらしく、時計を抱えて軽トラに戻って行っていた。


ちょっとホッとしたけど、僕が大事に使うから譲ってもらえないか…と声掛ければ良かったかなと後悔している。

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※写真は北九州で最高に美味いたこ焼きを焼いている春屋さんのを拝借しました。ちょうどこんな時計だった。

音の雨が勝った

Yossey’s Garden Show 

道の駅しもつけ第5回レポート


気がつけばもう5回目になる。元々東京へ行く途中で、たまたま休憩で立ち寄って「あれ?こんな所にステージが有るんだ…ちょっと聞いてみよう」と、道の駅しもつけの事務室のドアを叩いてみたのが始まりだった。


那須と東京のちょうど半分くらいの位置。なので、まずいつもライブに来て頂いてる人からすれば遠くて観に来て頂くのは難しいかも知れないけど、ステージが有れば演奏したいと思う単純な動機だ。入場料無しのフリーライブ、やってみたい!道の駅の方に了解を得たので実は最初ワンマンでやろうと思ったんだ。


大体僕は徒党を組むのは苦手だから、基本的には1人で何もかもやる。でも、非営利の野外イベントは色々な音が有った方が、たまたま寄った人にも楽しんでもらえるんじゃないか…?と。また、東京などで普段穴ぐらみたいなライブハウスなんかでいつも演奏しているミュージシャンが遠足気分で楽しめる日になれば…と思い現在のカタチになって来た。そんなわけで、自分の機材をありったけ持っていつもやって来た。


でも正直なところ、まだ自分の思い描く様子には遠い。毎回トラブルや荒天に悩まされる。僕はPA屋でも無いし、大した機材は持っていない。知識も乏しい。前回の音響トラブルを散々検証して、スピーカーの問題だと結論付け今回はメインスピーカーを新調した。


そこで、普段から機材や電気的な相談にいつも乗ってくれるMさんが、Facebookのコメント欄で「行きますよー」と言ってくれていた。ただ居てくれれば心強い、と思っていたところ…

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ミキサーから何から一式持って来てくれた!まさに鬼に金棒!おかげさまで、前回までとは桁違いの音響となった!出演者もみんな水を得た魚。本来のパフォーマンス+αだ。本当に凄かった!雨だし、風も吹いて土砂降りの時間帯も有ったが、どこに出しても恥ずかしくない音の雨の方が勝っている。

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道の駅だから…トイレ休憩で寄っただけだとしても、これを聴かないでやり過ごす人には「ザマーミロ!」ぐらいの気持ちになる。遠方より来てくれたお客さんは長丁場最初から最後までテント内で楽しんでくれた。


各出演者の様子は誰かがブログなど書くだろうから割愛しますが、本当の本当に素晴らしい熱演の数々…!鳥も一緒に歌っていたのはステージ上の人はみんな知っている。

https://youtu.be/F42iZqlZURQ
寒くなる前にまたあの場所で逢おうね。

 

 

 

 

アークティック モンキーズ Franquility Base Hotel & Casino

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一聴した時は分からなかった。そして3周目。涙が出て来た…とんでもないスルメアルバムかも。

全体に漂うレトロ感は単なるノスタルジーでは無く何かパラレルワールドの過去のような。ひとつひとつの音はスタンダードなのに…この新しさは何だ!

思い起こしたのは石橋正次いしだあゆみやフランクシナトラだったり、はたまたキングクリムゾンの幻影も見える。ビートルズもいる。それなのにレディオヘッドのMoon Shaped poolと並べても違和感が無い。デビッドボウイはアレックスの中に生きていたのか…。

僕だってエドシーランやジェームスベイ、The XX,Zedd,ブルーノマーズ…時々聴いてみるよ…

でも、今回のアークティックモンキーズのTranquility base Hotel&Casinoは次元が違う。完全にやられた。今は凄すぎて絶望感が半端無い…。

大体なんだ!ミュートベースの音にハープシコードとか、古過ぎて誰も使わないサウンド。そして黒人由来では無いラップ。ファズギターすら新しく鳴っている。

前に何かの記事で書いたけど、ボクサーのパンチが速すぎて見えないように…僕にもチラチラとしか見えないが凄い事だけは分かる。

ケロケロボイスも無ければ、今流行りの音など何も無いのに…どうすればこんな曲が出来るのか。途方に暮れる。

何もなぞってない、そのオリジナリティはやっぱり昔、旅行したロンドンの街を思い出す。歴史ある重厚な建物ばかりなのにとんでもなく新しかった街並みを。

このアルバムが売れるかどうかは、僕にとっては関係無い…ただもう一度聴きたい。もう一度聴いたら、またもう一度聴きたくなるだろう。

アークティックの1stを聴いた時、80年代の博多のバンドのデモテープみたいだな…と思ったのも、もう昔なんだ。マイルズケインとのラストシャドウパペッツを経由して完全に別世界に飛んだのか…

とにかく今はひとりの音楽人として打ちのめされている。

準備ばかりしている

なんだかいつも準備ばかりしている。何の世界でもそうだけど、見える事って僅かしか無い。九割準備…みたいな。

例えばライブにしたって、2時間のステージの為に一体どれだけの時間を費やして準備しなくてはいけないのか…そして、ライブ終了後の打ち上げの時間にはもう次の準備に切り替わる。余韻を楽しめるのはお客さんの特権なんです。

思えば、10代の頃から自分の真ん中にどっしりと音楽だけが有った。例えどんな仕事をしようとも全て音楽活動をする為の準備に他ならない。もちろん仕事の約束は守るけど、いつでも音楽以外の事は捨てる覚悟で生きて来た。

自作に

だけど俺は自由だ

誰も縛れやしない

愛してるけど

あんただって裏切るかも


って一節がある。

これを書いた時の気持ちは変わらない。僕だって十字路でヤツに魂を売ってしまっているのだよ。

さあ、お昼に何を食べるかの選択も、常に音楽の為なんだ。

うどんにするか(笑)

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後はキャンセル待ちになります。

定員に達しましたので、予約は終了しました。

ありがとうございました!キャンセル待ちご希望の方は下記のアドレスまで連絡下さいませ。

yosseys@gmail.com

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まもなくソールドアウト

6.17中野サンプラザ Bass on Tpo ワンマンは、おかげさまで多数のご予約を頂いています。5月10日現在残りわずか。以降のご予約は立ち見の可能性が有ります。ご了承下さいませ。お急ぎmail,LINE,Facebook Messagerにてご予約の連絡を下さい。

メールはこちら

yosseys@gmail.com

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Jyo(丞)の Web Siteが出来ました。

こんなのが出来ました。宜しくお願いします!

https://jyoac.jimdofree.com

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