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汚染と安全

 何年か前、バラエティー番組で寺門ジモンがアウトドアでキャンプする時の為にガイガーカウンターを持ち歩くという話題があり変人的な扱いをされていた記憶がある。私のように山で暮らす者には全く笑い事ではなかった。豊かな自然、美しい緑の山麓の地中に例えば放射性医療廃棄物が埋められて無いと誰が断言出来よう。しかしいつかは線量計も買わなきゃな〜とは思っていたものの日常の煩わしさにかまけてすっかり手落ちしていた。小型のものでも結構良い値段だし対応する放射線の種類も様々みたいなので勉強しつつ検討中です。

現在、各自治体で専用ページを設けたりして放射線数値が閲覧出来るようになっているけれど、これにも気をつけなきゃいけない。自分の知りたい地区のデータはほとんど計測地点が庁舎の屋上など地上20mとかなので実はほとんど意味が無い。実際我々は空中を飛んで生活するわけではないし地上1mとか土壌の方がもっと知りたい数値なのだ。YouTubeなどでは既にガイガーカウンターを入手して活用されてる個人の方があらゆるポイントで計測をしているが、やはり地上に近い程数値が高く場合によっては自治体発表の10倍とかもある。特に危険なのが各建物の雨樋近辺で100倍とかの数値も出ている。屋根に降り積もった放射性物質が雨に流され雨樋に集積し地上に降りるというわけだ。とにかく先日も書いたように自己防衛するしかない。逆に言えば原発の状況が今より悪化しなければ気をつけて生活すれば問題ないと理解している。

問題は食品だが、私は安全宣言の出たものほど注意したいと思う。あくまでも私見であるけれど安全宣言を出すという事は、少し前までは危険であったという事であり流通経路の不明や検査漏れも全くないとは思えないからだ。また政府の指導で検査は「流水で洗ってから」という事になっている。洗って基準値以下になったものと露地で基準値以下では話は全く違う。残念ながら福島第一原発によって大気、海、土壌、水道、食品が汚染されてしまったのはまぎれもない事実なのだ。根拠の薄い安全は限りなく危険に近いと思うべしと自分に言い聞かせる。既に現在では「安全」だという事が風評であると思う。

あと、放射線による被曝は累積であることが分かっている。つまり法律で定められている年間1ミリシーベルト(現在20ミリシーベルトまで許容量が引き上げられたがこれは賛否両論あり)を足し算で越えなければ全く問題は無い筈である。という事は自分がどれだけ被曝しているかは3月12日以降の行動を振り返ってみればおのずと残りあとどれだけ被曝しても大丈夫かが分かってくる。もちろん外部被曝内部被曝の合計であるが、ここで問題になるのが例えば安全宣言の出た野菜を摂取した場合、ゼロでは無いという事だ。あくまでも基準値以下だったから出荷されたわけで、例えば100ベクレルが基準値だったとしたら51ベクレル検出されたかも知れない。この野菜を二回食べれば累積で基準値を越えてしまう。

3.11以降、皆さん放射能について随分詳しくなり勉強されてると思う。単位や数字が多過ぎてワケ分からなくなりますね。私の記述に間違いが有りましたらご指摘宜しくお願いします。

1.政府や自治体の発表数値をそのまま鵜呑みにしない。
2.雨後の水道水は二三日気をつけてなるべく飲用しない。
3.雨樋周辺やアスファルトの上は気をつける。
4.風評と正しい知識によるものをしっかり認識する。
5.現在の自分の被曝量を概算して残りどれだけで年間許容量に達するか自覚しておく。