「怒」人呼んで「ド」ドレミのドだ。30年程前に北九州に存在したパンクバンドの名前である。どんな演奏だったか全く憶えてないけれど、ベースのO君のストラップには極太マジックで地元町名が漢字でデカデカと書かれており、ボーカルのK君はベンズツアーの頃のトムそっくり。私は今まさにその「怒」の気分なのだ。

 では何に対して「怒」なのか?国か?東電か?はたまた福島県民を差別する人々か?いやもっと深くて広くて絶望的な闇のようなモノに対してかも知れない。長渕剛氏は自然に対して怒りをぶちまけたが、これとは違う。表現が難しいけどつまり「みんな頼り過ぎてないか?」という事かな。3月11日の首都圏、莫大な帰宅難民が発生した。私の友人も巻き込まれたのだけれど、そもそも三分も待たずに来る電車とは何なのだ、普段の利用客にとっては当たり前であるからして動かないとなると切実だ。

ハナからアテにせず自転車通勤したらどうなのか。

雨降りは困るじゃないか、ごもっとも。

では何故雨が降るのに仕事に行かなくちゃいけない?

そんなぐうたらでは女房子供を路頭に迷わすじゃないか。

ならば何でそんなにカネがかかるのだ。家賃高すぎると思わないかい?
不便には戻れない?トイレは水で流すの当たり前?考えた事も無い?

消費をヤメたら経済が止まるじゃないか。

経済って何?サバンナの野生動物たちはどんな経済を考えてる?

オレ達は人間じゃないか。

人間てそんなに偉いのか?

へ理屈と誰かに怒られるだろうか。とにかくもっと深い所から考え直してみよう。
と思っていたら、地中熱エネルギーや海に浮かぶ風力発電の計画も既に始動したとの頼もしいニュースがあった。とっとと電力だけではなく、全てのサービスが本当の意味で民営化となるべきだと思う。

そして我々は己の五感と直感で選択して行くのだ、本物の安全を。

「怒」再結成してくれないかな?レパートリーは3曲ぐらいしか無かった筈だが。