リアリティ

 放射線の影響について色々と調べてみてはいますが、デューク東郷のように臆病で慎重な方から水火も辞せずとでも言えるような見解まであり、更に混乱を極めてる気がしますね。私はというと自分の行動範囲の詳細な汚染レベルを知りたいのですが、震災以前に数千円で買えた筈のガイガーカウンターが7万だの10万だのと高騰して相変わらず手が出せず。昨日も神奈川の茶葉が基準値越えの出荷規制ともなれば事態はやはり深刻だと思わざるをえないですね。

 ただいかんせん那須は去年と同じく新緑の美しい季節、見た目には何も「汚染されている」などとは到底思えません。更に人体に影響があったにせよ当然自覚症状など何も無し。放射線は浴びるほど体に良いなどという学者も出てきている。結局のところ何を信じれば良いのでしょう?私の知り合いでも震災二日後には西日本に避難して仕事も放ったらかしにしたまま未だ戻って来ない方もいる、かと思えば「影響と言ったってガンになるだけですから」という肝の据わった方まで十人十色です。

 現段階で確実に言える事は向こう数十年、答えは出ないと言う事ですね。放射線の専門家が言う事、原子力の専門家が言う事、医療関係者が言う事、政府関係者が言う事、チェルノブイリの被害者が言う事、広島・長崎の被害者が言う事・・・整合性が無いのですから。つまり今回は人類にとって初めてのケース、微量の放射線を莫大な人々が浴び続けるという。

 今の私には「頑張ろう日本」よりゴルゴ13のこの台詞の方がリアリティーがある。

(ロックフォードの野望・謀略の死角より)