もう確信した!

ずっと僕らパンク世代について考えていた。

高校の同級生なんかは「何言ってんの?あんたヴァン・ヘイレンやったやん」と言うかも知れない。確かにCharでギターに目覚め、ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法を必死に練習したりした。・・・でも指先のテクニカルなプレイは18歳で諦めた。ていうか、クラッシュやピストルズ・・・またニューウェーヴと呼ばれた数々のイギリスのバンドのカッコ良さに気がついてしまったのだ。そんな事も有って僕は所謂正式な音楽教育を受けて来なかった。その事がずーっと心の隅に引っかかったままでコンプレックスと云うか、釈然としないものを特にここ10年ほど抱えてきた。九州の音楽仲間なんかとは別に話題にもしないし、そのイケてるイケてないの基準はもう分かりきっているというか・・・東京でもよくイベントで一緒になったメンツとは何の問題も無かった・・・

でもしかしだ。那須に来てから年上の方とお付き合いさせてもらう事が増えたり、音楽とは関係ない人との関わりが出来たり、また音楽を通じても僕が関わって来なかったジャンルの人と知り合ったり。例えばある方に「カヴァー曲はほとんどやりません」と言うと「贅沢ですね」と言われたり。「楽譜は使いません」と言うとギョッとされたり。家の中で靴を履いているのをもの凄く不思議がられたり(エフェクターは裸足では踏めましぇん)。。。

・・・いちいち「ガクッと」来る。

多分僕らパンク世代特有のものだと思う。少年メリケンサックを観た方は分かると思うが、悪く言えば都合が悪くなるとパンクに逃げる。ステージに上がると矢でも鉄砲でも持ってこいという気分になる。そしてウェスモンゴメリーのドレミとレミーのドレミの違いを楽譜でどう表すと言うのか?

僕らがパンクやニューウェーヴに教わった事、たった三つのコードでも最高にカッコイイ音楽が出来る!というシンプルな話。色々と追求して行く事は僕も吝かでない。しかし鍵盤を人差し指一本で弾く格好良さ、ダウンストロークエイトビートベース、絶妙な歪み具合のギターサウンドを忘れたくないのだ。その一方で「バカにされてる」ような悶々とした気持ちもある。そこで、YouTubeなどで昔カッコイイと思ったバンドのビデオを見直す。

・・・文句無しにカッコイイ!お手本にしたい。

でも何か不安。。。を繰り返していた。

そこで、suedeの昨年2013年のツアー(生憎行きそびれていた)を見たら何と客電落ちてのSEがBodiesじゃあーりませんか!

・・・真夜中にテンション上がる!

今度はJohnny Marrの今年のライブを見てみるとI fought the lawやってるじゃあーりませんか!

・・・もう確信する!

オレは間違ってない。彼らの美しい音は根っこに「アレ」があるから美しいんだ。
楽典読み返すよりキャプテンセンシブル聴き直した方がよっぽどマシだと言う事だ。

そしてパンクに出会わなければ18歳で音楽そのものを諦めていたね、きっと。