動画撮影について

最近はスマホで簡単に高画質の動画撮影が出来るので、どのライブ会場でも撮影しているところを見掛ける。そこで、僕の意見を述べさせて頂く。

2009年の埼玉スーパーアリーナのRadioheadの時は驚愕した。実質ビデオ撮影もOKだったからだ。この時、このバンドの音楽ビジネスの先進性には心底感服したものです。

ちょうどスマホが登場して手軽に動画撮影、更にYouTube等にすぐさまアップ出来るようになった頃。あの時、撮影されたものが即座に世界中にばら撒かれ、その宣伝効果たるや計り知れなかったのではないか?それ以前のアーティストは守りに入るばかりで、決して素人に撮影などさせなかったしブートレグは認めなかった。

ー それは2009年の話 ー

前置きが長くなったけど、では現在僕が自分のライブでどう思っているか?

よくMCで「スマホ持ってんだったら、動画撮ってSNSで拡散してね」なんて言うけど、アレはネタって云うか「まさか1曲丸々撮るなんてしないよね」って思いがある。

例えば、我が家に遊びに来た友人に「煙草気にしないからどこでもどうぞ」と灰皿を出すけど、100%の人が気を使って外や換気扇の下で吸う。もちろん、そういう人だと分かってるから招くわけで。

だから基本的には自分のライブでもなるべくなら動画は遠慮してもらいたい。特にスマホを構えてる事によって演奏終わりで拍手出来ないでしょ?これは非常に悲しい。また、僕らライブバーやカフェで活動をしている者にとって、ライブ当日の「お店の売上げ」は非常に気になるもの。どんなに素晴らしい演奏をしようが、撮影に夢中でウーロン茶1杯しか頼まずにいる客ばかりだったら、次回のブッキングにも良くない影響を及ぼし…結果、良いライブが出来なかったりする。

さて、2017年のRadioheadのライブはどうなったか?と云えば…スマホを構えている人が激減している。その理由は…推測だけど、最近は大きなフェスでも数日後に完璧な映像がフルサイズでオフィシャルサイトから発表されているのだ!これは本当に凄い‼︎客も自分で撮る必要ないし、海賊盤が意味をなさなくなる。
なんたる太っ腹、なんたる漢気‼️大損を取って、超利益をもたらしていると思う。僕もその考え方を色々と参考にしたい。その為には有能なカメラクルーを雇えるぐらい…100倍とか、お客さまに来てもらわなければいけないのだけれど…。

今の現状では、僕もステージに集中するのでお客さまにも集中して聴いてもらいたい…という希望です。皆さまどうぞ宜しくお願い致します。

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