ちょっと後悔した

リサイクルショップにガラクタとも取れるものを満載した軽トラが駐まっていた。ちょうど、…いかにも農家のおじいさんが柱時計を査定してもらってたところで…

「200円けぇ」


と、泣きそうな顔をしていた。おばあさんとの結婚記念で買った時計だろうか、恐らくは半世紀以上、居間か食卓の柱で家族の時を刻んで来たに違いない。良い時も悪い時もずっと見てきた時計。そりゃ、機械としてはもうダメかも知れない。今のスマホの時計は絶対に狂わないからね、もう無用の長物かも知れない。


何とも言えない気持ちで自分の用もそこそこに出口に行ってみたら、おじいさんは売らなかったらしく、時計を抱えて軽トラに戻って行っていた。


ちょっとホッとしたけど、僕が大事に使うから譲ってもらえないか…と声掛ければ良かったかなと後悔している。

f:id:yossey:20180517121400j:image
※写真は北九州で最高に美味いたこ焼きを焼いている春屋さんのを拝借しました。ちょうどこんな時計だった。