漂流者にあらず

どうにかこうにか出発の手筈も整って部屋が随分広くなった気がする。そして、自分の事だけでは無く気掛かりが山ほど有るのだが賽は投げられているのだ、予定通り那須を発つ。


今回のツアーは自分の音楽人生の正念場になると思う。結果如何では根本的に色々と考え直さなくてはいけないかも知れない。30日間で24本のライブステージ、走行はおそらく3,500Kmは超えるんじゃないかな。僕は漂流者にはなりたくないのだ、自分の手で漕いで流れに逆らいたい。各地に理解者がいて待ってくれてるからステアリングを握り続ける。高速道路は一切使わない(使えない)つもり。


こんな生き方になってしまっているけど、もう時計の針は戻せないんだ…後悔…って言うか、あの時あの道に進んでいたらどうなっていたかな?とか考える事も有るさ。誤解や言葉の綾や我の強さで逃げ出した人もいる。


また、SNS上では僕のライブスケジュールを見て驚いてくれる人も居なくなった。それは旅芸人として認められたのかな…と思う半面、一般の方には異次元に映っているのかも知れない。皆んな自分に置き換えて考えるからね「俺には無理、私とは世界が違う」など良く言われる。でも、自分にとってはこれがライフワーク。そして今でも満足とは全く無縁、思い描く音楽人生にはほど遠い。生きているうちに辿り着くのだろうか、あの人やあの人と同じ土俵に。


今、出来る事は僕の音楽が好きだと言ってくれて待っている人には全てを曝け出して演奏する事。感謝の気持ちをいつも忘れない。心の底からのありがとうを音に込める。


言葉にメロディー、リズムとハーモニーそれが本当に好きなんだ。身体の問題、経済的な問題、人との関係…乗り越えるのはいつも気力しか無い。1ヶ月後、どんな景色が見えるだろうか…

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