Radioheadデモ音源公開

Radioheadの昔のデモ音源がハッキング被害に遭い、自ら一般無料開放する事で犯人の目論見を無効化してファンにもアピール出来ると云う最高の解決策を見出した。


早速、聴いてみたがExit Musicは当初全く違うPoisonなるタイトルで、歌詞も違う別曲だった。Airbagもどちらかといえば前作The Bendsの流れで、あの印象的なイントロやベースラインは後から付いた事が分かる。ほぼバンドアレンジも完成していた所で何があったのか?あのままOK Computerのオープニングになっていたとしたら、あのスーパー大ブレイクは無かったのでは無いか?High &DryやFake Plastic Treesのムードのバンドとして認識されたような気がする。ブレイクビーツや大胆なチェロとギターのユニゾンのイントロと弾かない事で存在感を示したコリンのベースラインでRadioheadのその後の方向性が見えて快進撃が始まったんじゃないかな。


名曲Liftやi promiseがアルバムから外れたのも分かる。やっぱりすごいバンドだ、メンバー内で常に「これで良いのか?」と話し合って来たんだろう。良く、ミュージシャンや表現者で「降りて来た」などと言う人がいるが、やっぱりそれはインチキだと思う。カルトの始まりだ。バンドってのは喧々諤々やって創り上げて行くものだ。何とNo surprisesも歌詞が全然違う(笑)


今回この音源を聴けた事は、皮肉な事にハッカーありがとうって感じだね。ネタ帳を人質に金儲けをしようなどと卑劣な事をやって、結果的にまたRadioheadの価値を高めた。


そして自分の95,96,97年と色々重なり感慨深かった。この話はまた書こう。

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